低床ベッドとローベッドは、パッと見た感じだと同じものに思えるかもしれません。ただ、実際のところは違いがあります。
そこで今回は、低床ベッドとローベッドの違いやローベッドのメリット・デメリットなどを解説します。双方の違いが知りたい方やローベッドの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
低床ベッドとローベッドは似たようなものでも、対象者が異なります。低床ベッドは一般的に介護向けのベッドのことであり、転落を防ぐ目的で就寝時に床面を低く調整できるようになっています。
一方でローベッドは床からの高さが低いベッドのことで、低床ベッドのような介護向けのものではありません。どのような方でも利用できます。
ローベッドと似たようなものとして、フロアベッドがあります。フロアベッドはローベッドの種類の1つであり、低床ベッドのように全く異なるものではありません。
ローベッドの種類は3つあり、フロアベッドと脚付きのステージベッド、そして脚無しのステージベッドです。
フロアベッドとステージベッドの違いは、フレームの構造です。フロアベッドは床においた床板を囲むようにフレームが取り付けられていますが、ステージベッドは床板とフレームが一体化しています。
ローベッドのメリットは、次の4つが挙げられます。
それぞれどのようなものなのか、1つずつ紹介します。
1つ目のメリットは、部屋を広く見せられることです。ベッドに限らず、部屋に置く家具は背が低くて背面が多く見えるものほど部屋を広く見せられます。
特に狭い部屋の場合は圧迫感があると快適に過ごせないかもしれません。そのことを考えると、少しでも部屋を広く見せられるローベッドは魅力的なものでしょう。
2つ目のポイントは、スタイリッシュであることです。ローベッドは洗練された高級感のあるデザインが多く、スタイリッシュな部屋を目指している方にとってはぴったりな存在でしょう。
特にステージベッドの場合、ゆとりのある空間を演出してさらに高級感を増すことが可能です。また、フレームをサイドテーブルとして使うこともできるため、デザインだけではなく利便性も確保できます。
3つ目のメリットは、湿気に強いことです。ローベッドはベッドの下に10〜20cmほどの隙間があります。フロアベッドのように直接床に触れているわけではないため、通気性が良く、カビが生えにくくなっています。
その上、ローベッドの場合は床板がすのこ状になっており、通気性も優れています。
湿気はマットレスを清潔に保つ上できちんと対策しておかなくてはならないポイントであるため、衛生面が気になる方にもローベッドはおすすめです。
4つ目のメリットは、厚みのあるマットレスが使えることです。体格が良い男性の場合、ある程度の厚みがあるマットレスでなければ、快適に睡眠できない方もいるでしょう。
しかし、普通の高さのベッドに厚みのあるマットレスを設置すると、高くなりすぎて使いにくいと思うかもしれません。
そこでおすすめしたいものが、ローベッドです。ローベッドは元から低いベッドであるため、厚みのあるマットレスを設置しても高くなりすぎることがありません。
最初から低いからこそ、厚みのあるマットレスとの相性が抜群です。
ローベッドには部屋を広く見せられたり、湿気に強かったりなどのさまざまなメリットがあります。しかし、デメリットがあることも忘れてはなりません。簡単に挙げると以下のとおりです。
メリット同様、デメリットも1つずつ見ていきましょう。
1つ目のデメリットは、ホコリの影響を受けやすいことです。床との距離が近いがゆえに、ホコリの影響を受けやすくなっています。
ホコリは健康を害する原因にもつながるため、ローベッドを設置するのであれば、こまめに床を掃除しましょう。
2つ目のデメリットは、掃除しにくいことです。ローベッドは通常のベッドと比べてベッド下が狭く、思うように掃除ができません。そのため、人によっては面倒に思えるかもしれません。
ただ、掃除しないまま放置するのはNGです。上記で述べたようにローベッドはホコリの影響を受けやすいため、ベッドの下にホコリが溜まるほど快適に睡眠できなくなってしまう恐れがあります。
3つ目は、収納スペースが少ないことです。こちらも上記で述べたようにベッド下が狭いがゆえのデメリットであり、ベッド下を活用した方には不向きです。
もし活かしたいのであれば、購入前に測っておき、どのくらいのサイズのものなら設置できるのか調べておきましょう。
4つ目のデメリットは、起き上がりにくいことです。普通のベッドの場合、腰や膝の角度が90度に近い状態で起き上がれます。
しかし、ローベッドは、膝よりも腰が下にくることから床から立ち上がるのに近い感覚となります。
このことは、健康な方だとそこまで負担になりません。しかし、膝や腰が悪い方の場合だと腰をかけた状態から起き上がるのが非常にしんどいと思うでしょう。
腰痛を持っている方であればなおさらツラいと思う恐れがあるため、身体の状態次第ではローベッドが向いていないかもしれません。
ローベッドはさまざまな種類があるからこそ、いくつかの部分をチェックしながら選ぶ必要があります。ここでは、主なチェックポイントを紹介していますので、購入する際の参考にしてみてください。
ベッドはシングルサイズやクイーンサイズなど、さまざまなサイズがあります。そのため、あらかじめ設置箇所を測っておき、そのサイズに合うローベッドを選びましょう。
また、自分の体格や身長に適したサイズかどうかも重要です。基本的には左右の肩にプラス20cmしたサイズが狭いと感じにくいサイズとされています。
ローベッドを選ぶ際には、機能性も重要です。例えばベッドに寝転がりながらスマホやタブレットなどを操作する方には、コンセント付きのローベッドが良いでしょう。
また、連結機能が備わっているものならば、家族の成長や家の間取りに応じて長く使えます。
このように機能性によって使い方やおすすめの人が異なるため、どのようにしてローベッドを使うのか明確にした上で選ぶのがおすすめです。
ローベッドを買う際には、費用もチェックしておくべきポイントです。費用はメーカーやサイズなどによって異なっており、例としてローベッドのダブルサイズならば、50,000〜100,000円が平均です。
今回は、低床ベッドとローベッドの違いやローベッドのメリット・デメリットなどを解説しました。低床ベッドとローベッドは対象者が異なるため、買う際には注意が必要です。
また、ローベッドにはメリットとデメリットの双方があるため、即決するのではなく、じっくりと考えた上で買うようにしましょう。
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