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中国段通とは

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中国段通は中国の明朝の時代(日本では室町時代)にペルシャ絨毯の技法がシルクロードを通り中国に伝わったのが発祥とされています。
それ以来数千年の歴史の中で、遊牧民の日常品であった段通は王朝文化の中で洗練されていき、今では美と耐久性を兼ね備えた美術工芸品へと見事に昇華しています。
ペルシャ絨毯と同じように縦糸に横糸を一つづつ丁寧に織り込んでいくその技法は多くの熟練職人が沢山の年月をかけてつくり上げるため、非常に丈夫で高品質です。

中国段通の段とは

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中国段通では縦糸と横糸の密度の事を段で表します。
一般的なウールの中国段通では90段から150段、高級品のシルクの中国段通では120段から細かいものでは300段になるものもあります。
※120段の場合1フィート(約30センチ)角あたり、120✕120、14400個の結び目で構成されており段が大きくなるほど緻密ではっきりとした文様の表現が出来るようになります。
ウールの中国段通は丈夫で耐久性に優れており、一般的な普段使いの絨毯としてとても優れた特性を持っています。
一方シルクの中国段通は段数を見ても分かる通り、細かい文様を表現するのに適しています。光沢や輝きのある発色の良い緻密な文様を表現できますが、耐久性の面ではウールに劣るため、主に高級品としてあまり人が出入りしない場所や壁掛けやタペストリー等の織物として使用されています。

中国段通の特徴

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高い技術

毛足の長いパイルをカービングと呼ばれる加工で立体的に表現していきます。ハサミの角度により絨毯を傷つけてしまうおそれがあり、熟練の職人による高い技術を求められる技法です。

美しさ

立体的で鮮やかなグラデーションと毛足の長いふっくらとした優しい風合いは中国段通が世界有数の美術工芸品である証の一つです。

保温性・防音性

底冷えするような冬場でも長い毛足が密集している段通は足元を暖かく快適に保ってくれます。
また毛足の長さから足音や、落下物の音や衝撃を吸収するなど多彩な特徴を持っている事も見逃せません。

インテリアセンター倉敷では岡山でもいち早く中国段通をお取り扱いしてきました。
長い取り扱い経験から現在では輸入が難しい中国段通を豊富に展示しています。
是非お店に足をお運び頂き、立体的で色彩豊かな美しい中国段通をその目でお確かめください。
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