二段ベッドは分割にできるタイプやローベッドなど、さまざまな種類があるため商品選びに迷ってしまいますよね。
今回は二段ベッドの購入を検討する際に失敗しないよう、覚えておきたい二段ベッドの選び方や気をつけておきたいポイントを紹介します。
この記事を読むことで二段ベッドの特色を理解し、二段ベッド、およびマットレスの選び方に迷うことがなくなるでしょう。
二段ベッドの選び方としては、次の7つが挙げられます。
それぞれどのようなものなのか、1つずつ詳しく見ていきましょう。
二段ベッドは基本的にサイズが大きいため、縦と横、高さをきちんとチェックしておきましょう。正しく調べておかないと、天井に近すぎて上段の圧迫感が生じたり、部屋が非常に狭くなったりなどの問題が生じてしまう恐れがあります。
二段ベッドのサイズは、主にセミシングルサイズとシングルサイズに分かれます。セミシングルサイズは横幅が80cmから90cmで、シングルサイズは横幅が100cmほどです。
また、ベッド下のスペースのサイズを調べておくのもおすすめです。ある程度の隙間があれば、収納スペースとして活用できます。
二段ベッドを買う上で耐荷重は必ずみておくべき部分です。耐荷重の目安は寝る人の体重×1.5倍とされています。マットレスや布団の重さも関わってくるため、ある程度耐荷重に余裕のあるものを選びましょう。
二段ベッドのデザインは豊富にあり、木のぬくもりを生かしたものからスタイリッシュなものまであります。
もし子ども向けに買うのであれば、子どもの意見も聞いて選びましょう。そうすることで、子どもが二段ベッドに愛着を持ってくれます。
はしごのタイプは2種類あり、斜めがけタイプと垂直タイプがあります。
斜めがけタイプはオーソドックスなものであり、気軽につけ外しが可能。傾斜がついているおかげで、上り下りしやすいという利点があります。
一方の垂直タイプは省スペースでグラグラしにくく、子どもが勝手にはしごを取り外すといったことがありません。ただし、垂直ということもあって斜めがけタイプと比べて子どもの上り下りに注意しなくてはなりません。
また、はしごではなく階段タイプの二段ベッドもあります。ある程度のスペースが必要ですが、はしごほど危険性が少なく、小さい子どもでも安心して利用できます。
二段ベッドの中には、上段と下段を分割してそれぞれ1つのベッドとして成立するものがあります。二段ベッドは子ども向けのものが多く、成長していくにつれて嫌になっていくかもしれません。
その際に分割できれば、それぞれの部屋にベッドを設置できます。なお、基本的に最近の二段ベッドは分割可能な場合が多く、そこまで珍しい機能ではありません。
寝る人のことを考えて、耐久性や安全性もチェックしておきましょう。耐久性が優れていれば、長く子どもに使ってもらえます。
安全性に関しては、JISマークやSGマークが付いているものを選ぶのがおすすめです。厳格な基準を満たした製品にのみ付けられるマークであり、そのマークがあるということは、ある程度の安全性が確保されていることを意味します。
安全性に関しては、組み立て方法によって左右されます。
例えばきちんとネジを回していなければ、きしむような音が聞こえたり、上段が崩れて下段に床板やフレームが落ちたりするかもしれません。そのことから、できる限り二段ベッドの組み立ては、プロに任せるのが良いでしょう。
二段ベッドの価格は、5万円が目安となります。それより安いものはリーズナブルであり、それより高い10万円以上のものは高級な二段ベッドです。もし予算が少ない場合でも、最低5万円を目安に選ぶのがおすすめです。
二段ベッドを買う際には、マットレスも必要です。
ただ、マットレスを選ぶ際は二段ベッドのことを考えて選ぶ必要があるため、通常の選び方とは少し違う部分があります。以下の内容を踏まえた上で、理想的なマットレスを探してみましょう。
二段ベッドに設置するマットレスに関しては、10cm以下のものを選びましょう。あまりにも分厚いと、圧迫感が生まれてしまいます。
また、二段ベッドのベッドフレームが20cmから30cmが一般的ということもあり、10cm以下にすることで転落や布団のずり落ちなどを防げます。
マットレスの中身は注目すべきポイントであり、ボンネルコイルやポケットコイルなどさまざまな種類があります。それぞれ特徴があるため、以下の内容を踏まえて自分に合うものを選んでみましょう。
ボンネルコイルは寝心地が硬めで、強い弾力性があります。そのことから寝返りがしやすく、耐久性にも優れています。もし体格が良いのであれば、ボンネルコイルのマットレスを選ぶのが良いでしょう。
また、リーズナブルな価格というところも魅力的なポイントです。もしマットレスにかけられるお金が少ないのであれば、ボンネルコイルマットレスを検討してみましょう。
ポケットコイルはコイルが1つずつ独立していることが特徴で、点で身体を支えます。寝心地は柔らかく、フィット感を求める方にぴったりです。包み込まれるような寝心地を体感でき、子どもにも人気です。
ポケットコイルは、体圧分散にも優れています。そのため、身体の沈み込みが気になる方にも向いています。
ノンコイルはスプリングが入っていないマットレスであり、基本的にウレタンが用いられています。こちらもリーズナブルに購入できる種類であり、気軽にマットレスを使いたい方におすすめです。
マットレスの反発力は、高反発なものと低反発なものに分かれます。硬めが好きな方には高反発なものがおすすめであり、反対に柔らかいものが好きなら低反発なものが向いています。
マットレスは種類によってサイズが異なるため、きちんとチェックしておかないと二段ベッドのフレームからはみ出てしまうかもしれません。これから買うのであれば、先に二段ベッドのサイズを測った上で購入するのがおすすめです。
なお、マットレスの理想的なサイズは幅が肩幅の3倍で、長さは身長に20〜25cmプラスした長さです。ただ、結果次第では上記で述べたようにベッドフレームからはみ出てしまう可能性があるため、そこまで考慮した上で選びましょう。
二段ベッドのマットレスを選ぶ際には、機能性も確認しておきましょう。例えば、折り畳めるものならば、簡単にお手入れができます。また、汗や蒸れが気になる場合には、通気性の高いものを選ぶのが良いでしょう。
マットレスの価格はサイズや中身などで変わります。
例えばボンネルコイルマットレスでシングルサイズ、平均的な品質ならば、20,000円から40,000円が相場となります。一方でサイズや品質が同じのポケットコイルマットレスならば、20,000円から60,000円が相場です。
今回は、失敗しない二段ベッドの選び方や二段ベッドのマットレスの選び方などを解説しました。二段ベッドはサイズやデザイン、はしごのタイプなどさまざまなチェックポイントがあります。
二段ベッドは様々な機能が備わっているものが多く、お部屋をスッキリ見せてくれます。また、耐震対策を施しているタイプも多いので安心して休むことができるタイプも人気です。
形を変えて長く使える二段ベッドは、お子さまの成長に合わせて使用することができますよ。家族みんなが安心して寝られる二段ベッドを、上手に活用する目的も含め、ぜひこの記事の『失敗しない二段ベッド選び』を参考にしてみてはいかがでしょうか？
これから二段ベッドの購入を検討しているなら、時間をかけてじっくりとご家族にあった二段ベッドを探してみるのが良いでしょう。
岡山にある『インテリアセンターくらしき』では、さまざまな二段ベッドを多数、取り揃えております。
インテリアセンターくらしきに常駐しているスリープアドバイザーがお客様の寝具の悩みや、ベッドの種類の希望などを、しっかり伺った上で、最適なベッド選びのお手伝いを致します。
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