ダイニングチェアはさまざまな種類があるため、好きなものを家に置きたいと考えている方もいるでしょう。ただ、統一せずに置くのはアリなのでしょうか。
そこで今回は、ダイニングチェアをバラバラなもで揃えるメリットや失敗しないためのコツなどを紹介します。
バラバラなダイニングチェアでおしゃれな空間にしてみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ダイニングチェアをバラバラに設置するのはアリであり、以下のようなメリットもあります。
それぞれ具体的にどのようなものなのでしょうか。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は、ワンランク上のインテリアになることです。ダイニングチェアはただ座るための家具だけではなく、インテリアとしても活用できます。
すべて統一されたものも魅力がありますが、人によってはありきたりなものと思うかもしれません。
もしそう思うならば、椅子をバラバラなものでそろえてみましょう。うまくそろえることで、おしゃれなインテリアとなります。
簡単にどんなものでも組み合わせれば良いというわけではないからこそ、ワンランク上のインテリアを目指したい方におすすめです。
2つ目はお気に入りのダイニングチェアをそろえられることです。人によっては、「〇〇というメーカーのものが良い!」のようにこだわりを持っている方もいるでしょう。
しかし、ダイニングチェアがバラバラな場合はどうでしょうか。同じものが無いからこそ、お気に入りのものを設置しても違和感が生まれません。
このような考えからも、ダイニングチェアをバラバラに置くことにはメリットがあるのです。
3つ目のメリットは、オリジナリティのある組み合わせができることです。バラバラだからこそ、自分が良いと思うものを設置できます。
その結果としてオリジナリティのある組み合わせができ、自分ならではの空間を作り出せます。
ダイニングチェアをバラバラに設置することにはいくつかのメリットがありますが、なんとなくで置いても良いわけではありません。
何も考えずに置くと違和感のある空間となってしまいます。そのような失敗を防ぐためにも、以下のコツを覚えておきましょう。
できる限り失敗したくない方は、色や素材などなにか1つを統一させてみましょう。例として色を統一する場合、デザインや大きさが異なっていても色が同じであるおかげで統一感が生まれます。
もちろん、「なにを統一するか?」ということは自由に決められます。上記は色を例としましたが、素材やメーカーなどを統一するのも良いでしょう。
統一感があると違和感のある空間になってしまうことも防ぎやすくなります。なお、統一させる際はテーブルとの組み合わせも考えましょう。
椅子が統一されていても、テーブルのデザインと合っていなければ違和感が生じます。全体的に良い空間とするためいも、椅子だけではなくテーブルも考えておくことが大切です。
やみくもにダイニングチェアを設置するのではなく、全体的なテーマ(デザイン)を決めてそろえるのもおすすめです。
テーマがあることで最適なダイニングチェアを選びやすくなり、バラバラなものなのにおしゃれな空間となります。
そのため、なんとなくで選ぶのではなく、デザインやテーマを決めてそれに当てはまるものをそろえてみましょう。
モダンな空間をテーマにする場合は、無彩色でクールなデザインの椅子を選びましょう。この際の例として挙げられるものがモノトーンです。
ホワイトやブラックのダイニングチェアをそろえることにより、デザインがバラバラでもモノトーンに統一された空間となります。
また、モノトーンの中に木製のものを取り入れるのもおすすめです。
モノトーンだけだと冷たい雰囲気になりやすいですが、木製のダイニングチェアがあることで温かみのある雰囲気となります。
レトロな雰囲気を目指すのであれば、味のあるダイニングチェアをそろえましょう。
場合によっては、新品ではなく中古を選ぶのも良いかもしれません。
あまりにもボロボロなのは椅子としての役目を果たさないかもしれませんが、中古の場合はすでに味が出ているものがあり、レトロな雰囲気を演出してくれます。
また、ダイニングチェアをペイントしてレトロなものにする方法も挙げられます。自分でペイントするからこそ、DIYが好きな方にとっては楽しい作業となるはずです。
自分が目指す雰囲気に合わせて、良さそうな塗料を買って塗っていきましょう。
北欧風の場合は、テーマカラーが重要です。まずは色を決め、その上で椅子をそろえていきましょう。
もし明るいものにしたいならば、ライトグレーとホワイトを組みわせるのがおすすめです。
一方で暗めにしたい場合、ダークグレーとブラックを組み合わせてみましょう。
このようにテーマカラーによって組み合わせの色が変わります。
だからこそ、北欧風を目指す場合にはいきなり探すのではなく、テーマカラーを決めることから始めましょう。
そうすることで、理想的な北欧風の空間にできるはずです。
カラフルな空間はポップな雰囲気を演出したい方におすすめです。ダイニングチェアのカラーはさまざまあるため、理想的なものを見つけてみましょう。
例えばカラフルなパッチワークのものならば、空間のアクセントとなります。ただ、あまりにもカラフルすぎると落ち着きにくい空間となるため、そこには注意しましょう。
ダイニングチェアを選ぶ際、風水を取り入れてみるのもおすすめです。例として素材は、金属よりも木材を選びましょう。
風水の面から考えると自然に近いものがおすすめであり、そのことから金属よりも木材が良いのです。
色は鮮やかで明るいものが良いです。具体的には、太陽をイメージするレッドやオレンジなどが挙げられます。
今の空間に適したダイニングチェアを購入するためにも、買う前に部屋に設置した状態をイメージしてみましょう。
そうすることで、購入後に空間の雰囲気と合わずに後悔してしまうことを防げます。また、他の家具とのデザインや雰囲気との組み合わせも考えましょう。
例えば、モノトーンの家具がそろう部屋に奇抜な色の椅子を置いても違和感が生じます。
上記のような場合は、モノトーンの家具との相性からホワイトやブラックの椅子を設置すると良いでしょう。
ダイニングチェアの中には大きな背もたれのものもありますが、注意が必要です。大きな背もたれのものは、圧迫感が生まれてしまいます。
座り心地を重視するなら大丈夫ですが、椅子の形や空間の雰囲気を重視するなら他のものが良いでしょう。
ダイニングチェアは数多くあるため、どう選べば良いのかわからない方もいるかもしれません。そこで最後の項目では、選ぶ際のポイントを紹介します。
以下のポイントを踏まえて、理想的なものを見つけてみましょう。
ダイニングチェアでは、さまざま素材が用いられており、木材や合皮、金属などがあります。
スタンダードなものならば、全体的な部分は木材で座面に合皮のクッションを使っているものが挙げられます。
サイズに関しては、床から座面までの高さが身長の4分の1ぐらいであり、座面からテーブルの天板までの高さが27〜30cmが一般的です。
あまりにも低いものや高いものは、いくら色や形状が良くても、座り心地が悪いと思ってしまうでしょう。
形状は、座り心地に影響する重要なポイントです。例として背もたれの形であれば、背中の当たる部分が曲がっているものやストレートのものがあります。
また、ひじ掛けの有無もチェックしておきましょう。ひじ掛けはテーブルに当たってしまう恐れがある一方、人によってはひじ掛けがあることで落ち着くでしょう。
ダイニングチェアを選ぶ上で特に重要なポイントとして、座り心地が挙げられます。
座るものだからこそチェックすべきポイントであり、どんなに形やカラーが良くても座り心地が悪いと快適に過ごせません。
座り心地を確かめるためには、家具屋といった実店舗に足を運ぶのがおすすめです。実際に座って確かめることで、自分に合うものなのか判断できます。
そのため、ネットショップで購入するのではなく、まずは実店舗で探してみるようにしましょう。
ダイニングチェアを作っているメーカーは数多くあります。そのため、メーカーで選ぶのもおすすめです。
メーカー自体はリーズナブルなところから高級なところまで幅広くあるため、予算に合わせて選ぶようにしましょう。
ダイニングチェアを選ぶ際、引きしろも確認しておきましょう。引きしろとは、ダイニングテーブルに置く際、立ったり座ったりする際に求められる距離です。
理想は、壁から58cmくらいとされています。
引きしろを考える際は、ひじ掛けの有無が重要です。ひじ掛けがあると、壁から58cm離れていてもひじ掛けが邪魔でダイニングテーブルの下から足を抜けません。
体格によって距離が異なるとはいえ、大柄な人ならば壁から63cmほど離れていたほうが良いでしょう。
別の項目で触れたように、ダイニングチェアはリーズナブルなものから高級なものまであります。そのため、値段もチェックしましょう。
安いものほど気軽に購入できて良いと思うかもしれませんが、人によっては座り心地が合わない可能性があります。
だからこそ、リーズナブルなものでも必ず座って確かめることをおすすめします。
ダイニングチェアをバラバラに置くとワンランク上のインテリアになったり、オリジナリティのある組み合わせができたりなどのメリットがあります。ただし、なんとなくで置けば良いわけではありません。
成功するコツもあるため、そこまで踏まえつつ、おしゃれな空間を目指しましょう。
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