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2022.06.24二段ベッドのロータイプにおける4つのデメリットと対策

二段ベッドのロータイプにおける4つのデメリットと対策

二段ベッドのロータイプが気になっている方の中には、「魅力的な商品だけど、実際にデメリットはあるの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ロータイプの場合は省スペースという魅力がありますが、その一方で注意点も存在します。

 

この記事では、二段ベッドのロータイプにおけるデメリットやその上での対策などを紹介しています。ロータイプを本当に買って良いのか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

 

二段ベッドのロータイプのデメリット

デメリット画像

 

二段ベッドのロータイプのデメリットは、次の4つが挙げられます。

 

  • 下段が暗く圧迫感がある
  • 上段よりも下段が熱くなりやすい
  • 二段ベッドの下が活用しにくい
  • 兄弟で場所争いが起きる恐れがある

 

それぞれどのようなデメリットなのか、1つずつ見ていきましょう。

 

デメリット1.下段が暗く圧迫感がある

 

二段ベッドの場合、ベッド下段が暗くなりやすい上に、圧迫感があります。そのため、子どもによっては下段で思うように寝られなかったり、寝る際に頭をぶつけてしまったりするかもしれません。

 

一方で上段の場合、ロータイプということもあって通常の二段ベッドよりも天井の圧迫感が少ないというメリットがあります。そのことから、基本的に上段の場合は寝やすいと思えるでしょう。

 

デメリット2.下段が寒さやホコリの影響を受けやすくなる

 

ベッド下段の問題は圧迫感だけではありません。寒さやホコリの問題もあります。基本的に暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまります。

 

ロータイプの場合は通常の二段ベッドよりも下段の位置が低いため、結果として少し寒く感じるでしょう。

 

また、床との距離が通常の二段ベッドよりも近く、ホコリの影響を子どもが受けてしまう恐れがあります。ホコリは健康被害につながる可能性もあることから、こまめに掃除するようにしましょう。

 

デメリット3.二段ベッドの下が活用しにくい

ロータイプは二段ベッドの下のスペースが小さいため、うまく活用できません。

 

通常の二段ベッドならばちょっとした収納スペースとして活かせますが、ロータイプは収納ケースが思うように入らず、活用方法に頭を悩ませるかもしれません。

 

デメリット4.子ども同士で場所争いが起きる恐れがある

ここまで読んできてわかるように、ロータイプベッドは上段のほうが非常に快適であるため、子ども同士で場所争いが起きてしまう恐れがあります。

 

喧嘩となってしまえば、その後の対応が大変になってしまう可能性もあります。なお、具体的な対処法は次の項目で紹介しているので、安心してください。

 

デメリットを踏まえた上での対策

対策画像

上記で紹介したように、二段ベッドのロータイプには複数のデメリットがあります。しかし、そのデメリットの対策もあるため、ロータイプを購入しようと考えているのであれば、次のことを参考にしてみてください。

 

  • 上段までの距離が約85cm以上あるものを選ぶ
  • あらかじめ二段ベッド下のサイズを測っておく
  • 寝る場所をローテーションする

 

こちらも1つずつ解説します。

 

上段までの距離が約85cm以上あるものを選ぶ

 

ロータイプの下段の圧迫感に関しては、上段までの距離が約85cm以上あるものを選ぶのがおすすめです。これは10歳児の平均座高が約75cmというデータをもとにした数値であり、マットレスの厚みのことも考えた上での結果です。

 

圧迫感は上段までの距離が近いほど感じやすくなります。マットレスに関しても厚いほど距離が縮まるため、これから買うのであれば、実際に利用するマットレスの厚みも調べておくのがおすすめです。

 

あらかじめ二段ベッド下のサイズを測っておく

 

もしロータイプの下のスペースを活用したいのであれば、購入前にスペースのサイズを測っておきましょう。そうすることで、そのスペースに入れられそうな収納ケースを購入できます。

なお、ベッドの下は湿気が溜まりやすいため、定期的に収納ケースを引き出して換気することが大切です。また、ケース内には除湿剤や乾燥剤、防虫剤などを入れておくのも忘れないようにしましょう。

 

寝る場所をローテーションする

 

もし子ども同士で場所争いが生じるのであれば、ローテーションで回すという方法を用いてみるのがおすすめです。ローテーション制にすることで、子供が同じ場所を独占することがなくなり、場所争いも生じにくくなるでしょう。

 

実際に二段ベッドのロータイプを選ぶ際のポイント

CHECK指・画像

二段ベッドのロータイプはさまざまなものがあるため、どれが良いのか悩んでしまうかもしれません。自宅に合った商品を購入するためにも、次のポイントを踏まえて選ぶようにしましょう。

 

  • サイズは子どもの体格や部屋の広さに合わせて選ぶ
  • 圧迫感を少なくしたいならコンパクトタイプ
  • 分割できると成長に合わせて使い分けできる
  • デザインもチェックしておきたいポイント
  • 初めて買うなら店頭で見てみるのがおすすめ
  • 耐震機能や耐荷重も忘れずにチェック
  • 床の傷はコルクマットで防ごう

 

サイズは子どもの体格や部屋の広さに合わせて選ぶ

サイズ

二段ベッドのサイズは商品によって異なるため、子どもの体格や部屋の広さに合わせて選ぶのがおすすめです。特にロータイプの場合は省スペースであるため、設置したい部屋が狭い場合に向いています。

 

ロータイプのベッド選びにおけるサイズに関しては、長さ195cm×幅100cmのシングルサイズが通常のサイズです。他のサイズとしては、長さが180cmのコンパクトサイズがあります。

ベッドの長さは寝る人の身長にプラス15cmが理想とされているため、身長が165cmまでの子どもならコンパクトサイズでも快適に睡眠できるでしょう。

 

分割ができると成長に合わせて使い分けできる

二段ベッド 画像

長くベッドを使っていきたいのであれば、分割できるかどうか調べておきましょう。ここでの分割とは二段ベッドの上段と下段をそれぞれ分けることであり、個別のベッドとして利用できます

二段ベッド 分割画像

 

分割できれば、子どもが成長した際に各部屋にベッドをそれぞれ配置することが可能になります。基本的に最近の二段ベッドは分割可能であるものが多いため、子どもの成長に応じて対応しましょう。

 

デザインもチェックしておきたいポイント

二段ベッドのロータイプを買うならば、デザインもチェックしておきましょう。さまざまなデザインがあり、北欧風のものからシンプルなものまであります。そのため、デザインを決める際は実際に寝る子どもたちの意見も汲み取りながら決めましょう。

 

初めて買うなら店頭で見てみるのがおすすめ

出典:インテリアセンターくらしき(こちらの二段ベッドが人気です!お問い合わせください)

 

もし初めて二段ベッドのロータイプを買うならば、店頭で買うのがおすすめです。ネットでも購入できますが、実物を確認できません。そのため、購入後に「なんかイメージと違う……」といったミスが生じる恐れがあります。

 

店頭の場合は実際に二段ベッドのロータイプのサイズをチェックできる上に、下段の圧迫感やデザインなども確認できます。直接、店頭のスタッフに気になったことを質問することもできるため、初めて買う場合には実店舗に足を運ぶようにしましょう。

 

耐震機能や耐荷重も忘れずにチェック

二段ベッドのロータイプを買う際には、耐震機能や耐荷重も確認しておくべきポイントとなります。耐震機能がしっかりと備わっていれば、地震で怪我をしてしまう可能性を低くできます。

 

耐荷重に関しては、寝る人の体重×1.5が目安です。ただ、高校生や大人になっても利用するならば、耐荷重が150kgとなっているものを選ぶことで安心できるでしょう。耐荷重が低いと、きしむ音が聞こえる場合があります。

 

床の傷はコルクマットで防ごう

コルクマット画像

二段ベッドのロータイプを買う際には床の傷が不安になるかもしれませんが、その際にはコルクマットを使いましょう。コルクマットの上に二段ベッドのロータイプを設置することで、床の傷を防げます。

 

特にベッドの床の傷防止におすすめなのが、EVA樹脂が配合されている分厚いコルクマットです。丈夫で長持ちする上に、防音効果もあります。 

 

二段ベッドのロータイプは魅力もあれば注意点もある

 

二段ベッドのロータイプはメリットばかりの商品ではなく、圧迫感があったり少し寒くなりやすかったりなどのデメリットもあります。ただ、デメリットへの対処法もあるため、きちんと考えて購入するようにしましょう。

 

また、購入する際は今回紹介したポイントを踏まえて買うことをおすすめします。サイズやデザインなどを確認して買うことにより、理想的な二段ベッドのロータイプを見つけられるはずですよ。

 

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